皆さん、いつもお疲れさまです。
2023年6月8日から無記名のSuica・PASMOが発売中止になり、話題になってますね。
今回は、なぜ発表中止になったのか、お伝えしようと思います。
発売を中止するのは、計4種類
今回発売を中止するのは、下記の4社です。
Suica | 東日本旅客鉄道株式会社 |
モノレールSuica | 東京モノレール株式会社 |
りんかいSuica | 東京臨海高速鉄道株式会社 |
PASMO | 株式会社パスモ |
しかし、東日本旅客鉄道株式会社(以外「JR東日本」)の青森・盛岡・秋田の3エリアでは、継続発売すると発表されています。
原因は原材料不足、中止期間は未定
では、なぜ発表中止になったのかと言いますと、根本的な原因は半導体不足による供給量の減少です。
ご存知のとおり、現在世界的な半導体不足になっています。
家電や電子機器をはじめ、いまや半導体は私たちの生活に無くてはならない物になっているかと思います。
もちろん、鉄道・バス各社が発売している交通系ICカード(以外「ICカード」)も例外ではありません。
ICカードには字のごとく、中にICチップが埋め込まれています。
その、ICチップを製造するのに半導体が必要なのですが、その調達が困難になり製造量が減少したため、各駅への供給が追いついておらず、各社では現在ある在庫でやりくりしているのが現状です。
今回は、あくまで「一時中止」であり「発売終了」ではありません。
供給量が安定すれば再開すると思いますが、当面の間は発売再開されないと考えておいた方が良いかと思います。
発売中止したのは、新規の無記名のみ
発売中止を行うのは、無記名の新規発行のみです。
定期券・フリーきっぷ(企画乗車券など)が入ったものや記名のカード、および訪日外国人向けのICカードは発売を継続しています。
また、破損などによる再発行(障害再発行)は継続対応していますので、今持っている無記名のICカードが壊れても再発行手続きは受けられますので、安心してください。
また、無記名のICカードを今持っている方は当面は新たに発行できませんので、払い戻しをしない方が良いかと思います。
まとめ
今回の発売中止は、半導体不足による供給量減少によるもので、無記名の新規発売のみです。
それ以外の制限はありませんので、安心してください。
青森・盛岡・秋田エリアでは継続発売されていますので、首都圏以外の方々には影響はないかと思います。
今回の発売中止は再開時期は未定ですので、現在無記名のICカードをお持ちの場合は、払い戻しをしない方が良いかと思います。
新規に無記名のカードを購入予定だった方には残念なお知らせでしたが、参考になれば幸いです。
では、今日も一日お気をつけて!
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