【定期乗車券の割引額】鉄道の定期券って、どれくらいお得?

鉄道

早いもので、今年度もまもなく半年が経過しますね!

いつも通勤・通学お疲れ様です。

定期乗車券(以下「定期券」)の更新時期になりましたので、新たに定期券を購入される方が多いかと思います。

中には、「いつも定期券を買ってるけど、普通に切符を買うのとどれくらい違うの?」などとお考えになられた方もいらっしゃるかと思います。

今回は、定期券の割引がどのくらいされているかについて、お伝えしようと思います。

また前提として、会社によって発売できる範囲・計算方法・種類などが異なりますので、ここでは基本的な内容をお伝えします。

「定期券」とは、区間・期間など定めて期間内なら乗り放題になる乗車券

定期券とは、「あらかじめ種類区間経由期間を定め、その区間・期間内なら乗り放題(同じ駅での出場は不可)になる乗車券」です。

期間は、

  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 6ヶ月

があり、一部の会社では「1年」の定期券を発売しているところもあります。

種類は、

  • 通勤 ・・・ だれでも買える一般的な定期券
  • 通学 ・・・ 学校への通学用に通勤より割引額が大きい定期券

があります。

通学定期券は、発売の際に下記の制限があります。

  • 年度内で初めて購入する際に、学校が発行している「通学証明書」の提出が必要
  • 自宅~学校の各最寄り駅間のみ

どのくらいお得?切符運賃で1ヶ月30日として計算する

現在の鉄道やバスの運賃は、「切符運賃」と「IC運賃」に分かれているかと思います。

定期券は、実際の有効期間はカレンダー通りですが、計算上は切符運賃1ヶ月30日として計算します。

また、期間によって割引率も変わります。(期間が長いほど割引率も大きいです。)

毎日往復すると考えますと、差額の計算式は

(片道の切符運賃×2×定期券の日数)定期運賃差額

となります。

例として、JR東日本 東北本線 上野~大宮 通勤6ヶ月 の場合ですと

片道運賃:480円 定期運賃:67,980円

(480×2×180)67,980172,80067,980104,820

割引率では、

67,980÷172,8000.39342777・・・

となり、104,820円お得約4割引になります!

・・・意外と大金ですね(苦笑)

何日使ったら元を取れる?半月以上ならお得かも…

先程計算例を書きましたが、「結局何日使うと得なの?」とお考えの方もおられると思います。

先程の計算例のJR東日本 東北本線 上野~大宮 通勤6ヶ月で、往復すると考えますと

67,980÷(480×2)67,980÷96070.8125

70.8125÷6=11.80208333・・・

となり、6ヶ月間で71日(1ヶ月換算で12日)以上使うと元が取れます。

JRさん…結構太っ腹ですね(笑)

しかし、皆様の利用区間・購入期間・種類によってお得度は変わってきますので、ご自身の利用予定に合わせて計算してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか

定期券は意外とお得だというのが、ご理解いただけるかと思います

要約すると、定期券は1ヶ月に約20日近く乗車予定ならばお得になる可能性が高いです

「今回は、月に○日くらいで、○ヶ月通うから、この定期を買おう」「今月は○日くらいしか乗らないから損だな・・・回数券にしよう」など、ご自身の利用予定に合わせて選ばれてください

冒頭にも書きましたが、各会社によって発売できる範囲・期間・定期運賃の計算方法が違いますので、詳細は各会社に問合せてください

今回は、払戻しをしないことを前提にお伝えしました

払戻しをすることを視野にいれますと、お得になりにくくなるので注意してください!

お勤め先の指定などで購入内容が指定されている方々もおられるかと思いますが、これから半月以上鉄道・バスを利用予定で、どの切符を買おうかと悩まれている方の参考になれば幸いです

では、お仕事・お勉強がんばってください!

払戻し額の計算はこちらの記事をご覧ください

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