【小児用交通系ICカードの作り方】子供もSuica・PASMOなどでキャッシュレスデビュー!

キャッシュレス

昨今キャッシュレス化が進んで、現金を使う機会が少なくなってきましたね。

そのような中、「子供にも交通系ICカードを持たせよう」と思う親御様もいらっしゃることでしょう。

ここでは子供用の交通系ICカード(以下「ICカード」)の作り方をお伝えしようと思います!

ICカードとは、鉄道・バス会社が発行している非接触式のプリペイドカード

ご存知かとは思いますが、交通系ICカードとは鉄道・バス会社が発行している非接触式のプリペイドカードです。

一部例外がありますが、基本は券売機や窓口などにて事前に入金(最高20,000円まで)して改札機や自販機等の読取り部にタッチして利用します。

発売箇所や種類はこちら

小児用ICカードとは、自動的に小児運賃が精算されるカード

小児用ICカードとは、券売機等で発売している大人用のICカードと媒体は同じですが、中の情報が小児用となり改札機にタッチすると自動的に小児運賃が精算されるカードです。

鉄道の区分で「小児」とは、6歳~12歳未満と定義されており、簡単に言いうと「日本の小学校に在籍する期間」が該当します。

それ以下の「乳児」「幼児」については、大人の同伴で乗車する場合は2名まで無料。

※「乳児」「幼児」が単独で乗車する場合は「小児運賃」が必要です

小児用カードには制限があり、1人1枚しか発行できないので万が一紛失や破損してしまうと、大人用のように新たにもう一枚作るということができず、再発行手続きをして作り直すしかありません…

そのため、これから子供用のICカードを作るときは自宅の最寄りの会社が発行しているカードを選ばれると再発行手続きの際に楽かと思います。

再発行の詳細はこちら

小児用ICカードを作るには、年齢確認が必要

まず、小児用カードは発行の際に年齢確認が必要となり、大人用と同じように駅の券売機で購入することはできません

そのため作るには、保険証などの「生年月日名前が確認できる公的証明書」を持参し、発行に対応している駅や事業所の窓口に用意してある専用の申込書に記入して係員に提出します。

例として関東圏ですと、発売金額は

  • Suica 2,000円
  • PASMO 1,000円単位で任意

となっており、それぞれ利用開始金額は購入額から500円(デポジット代)を差し引いた金額となります。

※デポジット代はカードを払い戻す際に返却されます。

「小児」の区分が過ぎた時は、大人用に情報を変更

先程、「小児」は小学校在籍期間と書きましたが、小学校を卒業した後はどうなるの?

とお思いかと思います。

まず、小児用のICカードは小学校を卒業される年の年度末まで利用できます

それ以降は、中学校に進学する年の4月1日以降、駅などの窓口で大人用にカード内の情報を変更する必要があります。

大人用に変更する際は、公的証明書の確認は不要なので、窓口の係員に「中学に進学したのでICカードを更新をしたい」旨を伝えてICカードを提出すれば引き続き使えるようにできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

要約すると、小児用のICカードを作る際は「生年月日と名前がわかる公的証明書」を持参し駅等の窓口に申し出てください

小児用カードを作ると入金さえしていれば、いちいち券売機で子供用の切符のみ別で買う必要がないので、家族全員ですんなり改札を通って旅行することができますし、子供のみで塾や買い物に行く際も簡単になります。

詳しいことは各会社に問い合わせていただければと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、快適な鉄道・キャッシュレスライフを!

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